葛飾区 耳鼻科 耳鳴り 食道がん メニエル病 慢性副鼻腔炎

鼻の病気について

花粉症、特にスギ花粉症の治療について教えて下さい。

 花粉症治療は情報戦です。気象庁から毎年花粉の飛散量や飛散時期や、日々の飛散予報が天気予報で発表されます。またインターネット上に様々な花粉情報サイトがあり、地域ごとのピンポイントの飛散情報が掲載されています。

 

1 飛散開始の1~2週間前から治療を開始しましょう。(初期療法といいます)

2 様々な花粉症対策グッズを使用して、花粉に接しない工夫をしましょう。

3 飛散ピーク時は、複数の内服薬の併用や、鼻用スプレー・点眼薬を使用しましょう。

4 飛散する前に鼻粘膜をレーザーで焼くとか、当院ではハーモニック・スカルペス

  いう超音波メスの発する比較的低温のまさつ熱で鼻粘膜処理をする治療方法です。

  詳細は受付スタッフや看護師にお問い合わせ下さい。

5 鼻粘膜に少量のステロイド注射をする治療

(1)長年色々な薬を試したが、どの内服薬も効果がなかった方

(2)有効な内服薬でも、内服すると眠気が出て仕事に差し支える方

   タクシーや運送・営業で運転する機会が多い方

(3)外での仕事が多く、マスク等しても効果が十分でない方

   建築業や保母さんなど

(4)花粉の飛散が特に多い年である場合(花粉症情報に注意して下さい)

 

 当院では以上の4つの条件を満たす場合のみ行っています。左右の鼻粘膜に麻酔薬を含んだ綿花やガーゼを入れて表面麻酔した後、鼻粘膜の下甲介という場所に少量のステロイドを注射する治療方法です。しかし女性の場合、生理不順などを起こす可能性があったり、スポーツ選手の場合はドーピングにも抵触する可能性があります。

 従って花粉の飛散が多い年は十分とは言えないまでも、通常の内服治療や鼻スプレーなどでかなり症状の改善が期待できますから、ステロイドによる治療は特に慎重におこなっています。