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方針転換と報道

[2022.01.26]

オミクロン株感染が急激に拡大する中、各医療機関でPCR検査関連物資の急速な不足状態に陥っています。検査至上主義ではありませんが、連日検査を希望を方からのお電話が絶えません。当院もご多分に漏れず、抗原定性検査キット・PCR検査キットそして唾液によるPCR検査キットが不足しつつあります。ご家族でお一人の感染が確認され、数日置いてご家族に発熱などの症状が出始めれば検査をせずとも「陽性」と判定して構わない・・・と舵を切りました。合理的と言えば合理的な判断で、現状を鑑みれば当然な判断と評価します。しかしご本人にとってみれば、やはり白黒をつけて欲しいという心情も理解できます。また復職する際に、いまだに企業によっては「陰性証明を出してもらうように」とか「PCR検査による再検査で陰性を証明してもらいなさい」などのコロナ感染の基本や現状を理解していない企業も目立ちます。このような方針転換が自治体や区保健所から医療機関に通達される前に、いきなり厚生労働大臣がテレビで記者達に発表する姿が報道されるのは如何なものでしょう。これらの発表内容は果たしていつから実施したら良いのかの発表はありません。この件でさっそく今日にも各医療機関へ感染疑いの方々から問い合わせの電話が殺到するのではないでしょうか。また世田谷区では区民に2万個の検査キットを無料で配布する報道が昨日ありました。ある意味では合理的な一面はあるように見えますが、全国の検査資材が不足する医療機関にとって、今回の無料配布政策は反感をかうのではないでしょうか。現状を鑑みて正当な手順を踏んで保健行政の変更内容をまずは医療機関に向けて通達し、通達した旨を報道各社に発表するのが筋であると思うのは私だけでしょうか。映画の1シーンでこんな台詞がありました。「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きているんだ!」

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