各医療機関で始まったワクチン接種の個別接種ですが、日々スタッフが創意工夫をしながら進めていますが、それでも様々な課題、問題山積です。区内の9割の医療機関はかかりつけ医として窓口で予約を行っていますが、当院を含め1割程度の医療機関は葛飾区コールセンター経由での予約形式を採用しています。『広報かつしか』の接種医療機関の一覧表が少し見辛いせいか、窓口予約を行っていない当院に予約希望の電話がひっきりなしで、通常の診療の問い合わせ?が通じないことも多々あります。予約がなかなか取れない方々のご不満を根気強く聞いているスタッフには頭が下がる思いです。コールセンターに?が通じない、窓口で予約を断られる等々、特に普段通院されている方や、そのご家族のご不満を聞くにつけ、スタッフも心苦しい思いのようです。そこで午前中だけだった予約枠を6月から午後も増やすことにしたため、コールセンターにその旨通知し予約枠を空けると、1時間程であっという間に埋まってしまうのが現状です。予約が取れない方には、来月から拡大する区の集団接種枠の予定や、大手町の自衛隊大規模接種をご紹介していますが、「大規模接種はチョッとねぇ…」と何故か二の足を踏む方も多々いらっしゃいます。また急なキャンセルが発生した場合、ワクチンを無駄にしないために、キャンセル分をどのようにして埋めるか等もこれからの課題です。スタッフの頭はワクチン頭になっていて、診療終了後も連日ワクチンミーティングを「チーム・ワクチン」が開いています。明日は休診日ですが、私は集団接種会場への出動があります。スタッフM(看護師)へも医師会から6月分の「集団接種出動スケジュール」が送られて来ました。「寝ても覚めてもワクチンで頭がいっぱいです。」そんなスタッフの日々をスタッフM画伯が久々に絵にしてみました。