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宣言解除

[2021.03.18]

緊急事態宣言の解除スケジュールが発表されましたが、変異株ウィルスの拡大傾向あり、ワクチン接種の遅れあり等々、どう見ても手放しで喜べる要素は見当たりません。葛飾区では3病院で既に接種が開始されましたが、それ以外の医療機関での医療従事者の接種は4月に入ってからとのことで、スケジュールさえ見えて来ません。せめて医療従事者の8割以上の接種が終わり、区民の接種スケジュールが具体的に見えてきてからの緊急事態宣言解除を望みます。また接種の優先順位も生活活動範囲の広い年齢からの接種が望ましいのではないでしょうか。高齢者施設の感染源は高齢者自身ではなく、ほとんど施設職員からの感染であり、むしろ施設職員から接種を開始することが理に叶っていると思われます。今日も『葛飾区医師会PCR検査センター』での行政検査(保健所からの依頼検査/濃厚接触者)の多くは5歳以下の子供たちでした。それも施設職員からの感染であり、そう言った労働年齢層からの接種開始こそ感染拡大を予防するのに効果的なのでは…と思います。社会経済の復活と感染拡大防止の両立はなかなか困難なように思われます。どちらかを優先させれば、一方が損なわれる…為政者の指導力が試される瞬間です。

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