如月と清須会議
昨夜は7時過ぎに診療が終わった後、スタッフ5名が残り残業でした。昨日の『発熱外来』での検査結果の記録と、昼に行った健康観察の聞き取り内容を『HER SYS』に入力し、新規の陽性者の健康観察記録の準備などなど、ここ2~3週間このような日々は続いています。8時前に一段落した後『電話対応』の小ミーティングを行っていました。連日朝から「PCR検査を・・・」の電話が止むことがありません。検査キット供給がほぼストップしている現在、手持ちの検査キットでの対応に迫られています。検査を希望される皆さんに対応できれば良いのですが、「『現在検査キットの不足で、症状や年齢、合併症の有無、家族構成などで、検査を行う方の優先順位(トリアージ)を行っていますのでご理解下さい』と前置きしてから症状の聞き取りをして行きましょう。その結果で検査をお受けするか、明日以降に延期するかを判断しましょう。ただ聞き取ったからに、現在の症状に対してどのように対処すべきかのアドバイスも忘れずに!」葛飾区保健所や他の医療機関から「当院で・・・」というアドバイスを受けて電話を頂く方も多くいらっしゃいます。耳鼻咽喉科としてはスギ花粉症のシーズン到来でもあり、通常の診療・発熱外来・健康観察そして金曜日から3回目のワクチン接種も始まります。厚生省の健康観察の対応内容も日々変わり、厚労省や保健所への問い合わせ作業も悩ましいところです。同じ状況の区内の医療機関とも連絡を取り合い対応しています。おこなっていることは決して複雑なことではないのですが、手間がかかることこの上ないことが現状です。アメリカのある大学の試算によると「日本のオミクロン株感染のビークは2月15日頃である」と発表しています。・・・とすればあと4週間はこのような状況は続くとになりますが如何なもんでしょう。