メニュー

チョッとだけ真面目なお話を

[2021.02.10]

明治以来改正されることがなかった民法の『嫡出推定』制度の見直しが行われています。明治・大正・昭和そして平成・令和と元号が変わっても手を付けられることのなかったこの制度がついに改正されることになったようです。婚姻のあり方、DV、ハラスメント等々、女性の置かれる環境が激変してもなかなか改正されず、『無戸籍』の子供がいる現実を見て見ぬふりしていた訳ではないでしょうが、遅きに失した感ありです。憲法の三大要素『国民主権』『基本的人権の尊重』『平和主義』の『基本的人権の尊重』に抵触してることは明らかで、現在の社会情勢を鑑みると、ある意味では憲法違反とも言える法制度でしょう。DNA鑑定の科学的進歩もあり、親子関係を科学的に証明できる時代になったことも後押しになっているはずです。改正するからには誰もが100%満足に行く制度になって欲しものです。そして現在もなお『無戸籍』の人が一日でも早く復権を果たせますように!

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME